ホーム > 音響メディア制作演習 > ボクをまんが家にして下さいっ!!!【その11】

ボクをまんが家にして下さいっ!!!【その11】

更新が遅くなりました。

四捨五入すると三十路です。

いしもんです。

さて。12/30分の放送。2011年最後の回にふさわしく、過去の記憶を掘り起こされるトラウ…ボーナス的な要素を孕んでおりました。

せっかくなので「まんが表現学科」一年時の課題。その中でも一番の目玉となる「絵コンテ」について振り返ってみます。

本編でも触れましたが、一年時のコンテのメインは「龍神沼」「11月のギムナジウム」「罪と罰」の3つになります。つまりは、

①  映画的手法をまんがに持ち込んだ石森章太郎の「龍神沼」

②  そうして成り立ったまんがに、さらにモノローグという進化を与えた萩尾望都の「11月のギムナジウム」

③  ①と②を踏まえたうえでの、擬似自由課題(オリジナル)としての「罪と罰」

これらは既に、大塚先生の著書でも明らかにされたように、現在ある「まんが」の辿ったみちを、ターニングポイントごとぼくたちに追体験させる意図をもっていました。

だからこそ、そこには大量の課題があり、まんがのたどった道と同じように、ぼくらは翻弄され鍛えられていったのでしょう。

こどもが、圧倒的周囲にふりまわされながら「ことば」を覚えるように、ぼくらは強制的多忙さの中で「まんが」を覚える必要があったのです。

そしてそうして培った技法や思いつきのようなネタたちが、今後どんな道を歩くにせよこれからのぼくたちの人生に役立っていくのでしょう。

こどもがおとなになるために、或いはおとながこどもを導くように。

しかし本来学校や課題とはそうしたプランに乗った生徒と、乗せた先生方とがぶつかり合い、プランごと修正していく場だと思うのです。

ほんとうに。

そんな、一年前でした。むかしのことなど曖昧にしか覚えていません。

しかし、過去はときおり振り返るためにあり、からだごと向き直るものではないのです。椎名林檎もずいぶん昔「ギプス」でそれを唄っています。

ずいぶんととりとめのない文章ですが、番組は続きます。

粛々と。粛々と。

では、またいずれ。

今後ともご贔屓に。


  1. コメントはまだありません。
  1. トラックバックはまだありません。